アルボンを支援するタイ企業。『MOOSE』(ムース)って一体どんな会社なの?


レッドブル昇格でさらに多くのタイ企業から注目を集めそうなアルボン(©F1'nder)

アレクサンダー・アルボンがレッドブル昇格のニュースが話題になっており、彼の注目度はF1夏休み明けに一気に高まりそうな気配がプンプンしますね。


デビューわずか半年というスピード出世を果たしたタイ人ドライバーは、もしかするとアジア人として初のF1ウィナーとなる可能性がグンと高まってきました。


ですが、そんな彼を支援するタイの企業が2社あることをご存知でしょうか?


今回はそんなアルボンを支援する『MOOSE』(ムース)という企業をご紹介していきたいと思います。


『MOOSE』はタイのドリンクメーカー、あれっ!?これって業種被りじゃ...
出典:https://www.moosecider.com/our-cider/

初耳の海外の企業となると、まずは業種から気になるということで調べてみのですが、早速驚くべき事実がありました...


というのも、なんと『MOOSE』はアップルサイダーを製造するドリンクメーカーとのことですが、思い切りレッドブルと業種被りなのですが、最近はそれほど気にしないのでしょうか。


以前は同じマシンに同業種のスポンサーというのは、あまり見かけなかったような気がするのですが。


なんて、思っていたのですが、アップルサイダーとはいうものの、これはどうやらお酒のようですね。


ABVはアルコール度数を指しているので、これはシンプルにアルコール飲料でした。


それ以前に、公式ホームページに「あなたは20歳以上ですか?」という質問があったので、その時点で察するべきでしたがアップルサイダーと聞くと清涼飲料水を思い浮かべてしまいますよね。


まだ日本ではほとんど流通していないようですが、ちなみにお値段はWISHBEERというサイトでは69バーツ(約236円)。


ボトルの雰囲気とアップルサイダーのお酒と聞くと、もしバーなどで見かけたら是非とも飲んでみたいです。


公式ページの情報量も少ないことから、まだ歴史の浅い企業のようで、目立ったスポンサー活動もアルボンのみのようですね。

トロロッソの至るところで観られるMOOSEのロゴ。アルボンと一緒にレッドブル昇格を果たせるか?(出典:https://www.moosecider.com/partnership/)

このスポンサー支援によって『MOOSE』のロゴはトロロッソ両ドライバーのコックピット脇、レーシングスーツ、さらにアルボンのヘルメットにも掲載されており、ロゴの大きさからスポンサー金額は少なくとも500万ユーロ(約5億9000万円)以上はあると思われます。


また、アルボンのF1参戦によって『MOOSE』の他にも『PTTルプリカンツ』というタイ最大の企業も支援を始めたというのですから、アルボンへの期待は相当大きいものではないかと想像できます。


なんといっても、彼はタイ国籍として初のF1ドライバーですから、きっとタイでF1を観てきた方々にとっては、同国人の選手がF1で戦う姿を夢見てきた人もいるはずです。


また、来季からはベトナムGPの開催が決まるだけでなく、フィリピンGPへの構想など東南アジアとF1の距離がグッと近づくと予想されるので、こうしたアルボンをきっかけとする活発なニュースはF1界にとっても歓迎できるものでしょう。


そうした動きに先駆けて『MOOSE』はトロロッソとのパートナーシップを結びましたが、ここで個人的に凄く気になるのが、アルボンを推すスポンサーは共にレッドブル昇格を果たせるのか?


ベルギーGPの金曜日にはアルボンの走りと共に、マシンのスポンサーロゴにも目を光らせてみたいと思います!


と、少し話は脱線しましたが、『MOOSE』が日本に上陸する時を待ちながら、それまではアルボンのドライビングを眺めて楽しみに待つとしましょう。