人工島に浮かぶ高速サーキット『ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット』


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カナダのモントリオールにあるジル・ヴィルヌーブ・サーキットは、セント・ローレンス川の中州に作られた人工島に浮かぶサーキットです。


サーキットの名称であるジル・ヴィルヌーブとは、ファイターとして愛されたカナダ人F1ドライバーの名が付けられました。


そんなこのサーキットは”シャケの切り身”のような形になっており、4本の長いストレートが特徴の高速サーキットとして知られています。


そんなスピードの出やすいレイアウトながら、サーキットの多くのエリアは壁に囲まれていることからアクシデントが発生しやすく、セーフティカーの出動率も高いコースです。


このサーキットの名所はなんといってもセクター3。


1kmを超える長いバックストレートと最終コーナーであるシケインは多くのバトルが見られるだけでなく、シケインのアウト側の”チャンピンズウォール”はこれまで多くの名手がクラッシュを喫したことからその名が付いたことでも有名です。


また、ここで開催されるカナダGPはファンや関係者にも人気のグランプリで、綺麗な風景とスタンドが色鮮やかに染まることから、特別な雰囲気を持つレースだと表現されることもあります。


スロットルの全開率が高いためパワーユニットにかかる負荷が大きいだけでなく、ブレーキ消耗が全サーキットのなかで最も激しいので、ブレーキトラブルによるリタイアが多いこともこのサーキットの特性です。


ですが、ここでのレースは波乱含みの先が読みにくい展開となることが多く、2011年には雨天中断を含む4時間超えのレースとなり、ジェンソン・バトンが最終ラップにトップに立ち逆転優勝を飾ったこともありました。


<サーキット映像>

サーキットオンボード映像はこちら

昨年のレースダイジェストはこちら

(それぞれYoutubeのF1公式動画へ転送)


<サーキットデータ>

全長:4.361km

周回数:70

周回方向:右回り

コーナー数:13

コースレコード:1:11.459 L.ハミルトン(メルセデス/2017)


<過去の優勝者>

1978 G.ヴィルヌーヴ(フェラーリ)

1979 A.ジョーンズ(ウィリアムズ)

1980 A.ジョーンズ(ウィリアムズ)

1981 J.ラフィー(リジェ)

1982 N.ピケ(ブラバム)

1983 R.アルヌー(フェラーリ)

1984 N.ピケ(ブラバム)

1985 M.アルボレート(フェラーリ)

1986 N.マンセル(ウィリアムズ)

1988 A.セナ(マクラーレン)

1989 T.ブーツェン(ウィリアムズ)

1990 A.セナ(マクラーレン)

1991 N.ピケ(ベネトン)

1992 G.ベルガー(マクラーレン)

1993 A.プロスト(ウィリアムズ)

1994 M.シューマッハ(ベネトン)

1995 J.アレジ(フェラーリ)

1996 D.ヒル(ウィリアムズ)

1997 M.シューマッハ(フェラーリ)

1998 M.シューマッハ(フェラーリ)

1999 M.ハッキネン(マクラーレン)

2000 M.シューマッハ(フェラーリ)

2001 R.シューマッハ(ウィリアムズ)

2002 M.シューマッハ(フェラーリ)

2003 M.シューマッハ(フェラーリ)

2004 M.シューマッハ(フェラーリ)

2005 K.ライコネン(マクラーレン)

2006 F.アロンソ(ルノー)

2007 L.ハミルトン(マクラーレン)

2008 R.クビサ(BMW)

2010 L.ハミルトン(マクラーレン)

2011 J.バトン(マクラーレン)

2012 L.ハミルトン(マクラーレン)

2013 S.ベッテル(レッドブル)

2014 D.リカルド(レッドブル)

2015 L.ハミルトン(メルセデス)

2016 L.ハミルトン(メルセデス)

2017 L.ハミルトン(メルセデス)

2018 S.ベッテル(フェラーリ)

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