【1分で知る】チャンピオンチームを支えるフィンランド人『バルテリ・ボッタス』

更新日:2019年1月7日


©F1'nder

6歳でレーシングカートを始め、今ではチャンピオンチームであるメルセデスAMGのF1ドライバーを務めるバルテリ・ボッタス。


彼はフィンランド出身であることから、そのキャリアは2度のF1王者でもある同郷の先輩ミカ・ハッキネンの影響を強く受けていることでも知られています。


2013年にテストドライバーからの昇格という形でF1デビューを飾った彼は、低迷していたウィリアムズに所属していたこともあり、あまり注目される存在ではありませんでした。


しかし、デビューから7戦目を迎えたカナダGPの予選で、ウェットコンディションという難しい状況の中で3番手グリッドを獲得すると一目置かれる存在に。


翌年にウィリアムズはメルセデスのパワーユニットを搭載すると、マシンパフォーマンスが飛躍的な向上を見せると、若手らしからぬ堅実な走りを披露。

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デビュー2年目は6度も表彰台に登る活躍を見せ、いずれはトップチームで走ることが期待される評価を獲得することに成功します。


その後も優れたパフォーマンスを発揮したボッタスは、なかなかトップチームのシートを掴めずにいたのですが、2016年末にチャンスが訪れます。


そのシーズンでF1王者に輝いたニコ・ロズベルグが電撃的な引退を表明。

その際にはメルセデスと深い関係を持っていたミカ・ハッキネンの推薦も活かされ、その後任としてボッタスに白羽の矢が立ったのです。


突然となるチャンピオンチームへの移籍によって、彼は大きな重圧を受けたのですが、移籍3戦後となるバーレーンGPで初のポールポジションを獲得すると、その翌戦ロシアGPでは初優勝も達成。


また、チームの連覇にも貢献し、着実な進歩を見せた1年を送りました。

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しかし、2018年度は僚友のルイス・ハミルトンが9勝を挙げ王者に輝いたのに対し、ボッタスは未勝利に終わり、またチーム内での立場でも明確にナンバー2の役割が求められるケースも増えるなど、結果以上に厳しいシーズンを過ごすことに。


チーム内での争いは王者が相手なだけに厳しいとの声もありますがチームの連覇、史上4人目となるフィンランド人F1王者へ向けて、2019年は更なる奮起が期待されています。

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<F1でのキャリア>

2013~2016 ウィリアムズ

2017~ メルセデス


<人物像を象徴するコメント>

「(初優勝を飾ったボッタスに対し)彼の将来が明るいのは間違いない。」

キミ・ライコネン


「彼はドライバーが持つべき情熱を持ち、最高のマシンで勝つことだけを望んでいた。」

クレア・ウィリアムズ


「ボッタスを引き留めることは、我々(ウィリアムズ)の成功にとってとても重要だ。」

パット・シモンズ