【1分で知る】接触覚悟の全力バトルがレーシングスタイル『ケビン・マグヌッセン』

更新日:2019年1月5日


©F1'nder

今年で6年目のF1シーズンを迎えるケビン・マグヌッセンは、元F1ドライバーであるヤン・マグヌッセンを父に持つデンマーク人のF1ドライバーです。


F1参戦前のジュニアカテゴリーの時からマクラーレンの育成ドライバーとして、F3やフォーミュラ・ルノー3.5で活躍。


2012年にはシュミレーターだけでなく、ヤングドライバーテストにて実車でのF1走行も経験。

このテストでは、カルロス・サインツjrやアントニオ・フェリックス・ダ・コスタなどを抑えて堂々のトップタイムを記録しています。


2013年にマクラーレンのリザーブドライバーを務めた後、セルジオ・ペレスの後任として2014年にはレギュラードライバーに昇格。


すると、デビュー戦となるオーストラリアGPでは衝撃の走りを披露します。

5番グリッドと好位置から発進したマグヌッセンは、レースでも新人らしからぬ速いペースを刻んでいきます。


終盤ではチームメイトのジェンソン・バトンを従えながら、ダニエル・リカルドと激しい2番手争いを演じ、そのまま3位でフィニッシュ。(後にダニエル・リカルドが失格となり繰り上がりで2位へ。)


ルイス・ハミルトン以来7年ぶりとなるデビュー戦での表彰台を獲得し、文句の付けようのないデビューを飾ったのです。


シーズンを通しても19戦で12度の入賞を記録し、新人としては満足出来る成績を残したのですが、なんと翌年からマクラーレンはフェルナンド・アロンソの起用するため、マグヌッセンはシートを失ってしまいます。


2015年はアロンソのテストでの怪我の影響もあって、代役としてマクラーレン・ホンダの初陣に出場しましたが、フォーメーションラップ中にマシントラブルが発生し、実質的にはF1でのレースを戦えない悔しい1年に終わってしまいました。


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ですが、その才能を使わないには惜しいと他チームからマグヌッセンにオファーが寄せられ、2016年からは長年サポートを受けてきたマクラーレンとの関係を解消し、ルノーからF1復帰を果たします。


しかし、戦闘力に劣るルノーのマシンに苦戦を強いられ、シーズンを通してわずか2度の入賞とルーキーイヤーを超える活躍を見せることが出来ませんでした。


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2017年からはハースへ移籍、すると彼本来の速さが見られるようになり、2018年には表彰台こそ無いものの、キャリアハイとも言える活躍を見せています。


しばしば、彼の手厳しいブロックは周囲のドライバーから批判の対象になることもありますが、チームからは着実なポイント獲得に貢献し高く評価されているようです。


2019年はハースでの3年目を迎え、チームと共にもう一皮むけた速さを見せ、上位争いに食い込む活躍が期待されています。

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<F1でのキャリア>

2014~2015 マクラーレン

2016 ルノー

2017~ ハース


<人物像を象徴するコメント>

「(マクラーレンとルノー時代について)かなり恐ろしかったし、異なるチームで不安定だった。そしてシートを失ってしまった。でもハースではとても楽しめているし、競争力があって光栄に感じている。」

ケビン・マグヌッセン


「(ドライビングへの批判に対し)ドライビングスタイル変えるつもりなどない。みんなオーバーテイクされないように出来るだけ頑張るはずだし、楽に抜かせようなんて思う人はいないと思う。」

ケビン・マグヌッセン


「彼のパフォーマンスを見たところ、とてもではないが今週まで近代のF1をドライブしたことが無いやつには見えなかった。」

サム・マイケル