メルセデスが開幕4戦連続1-2!ボッタスが今季2勝目!【F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝レポート】


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4月28日、アゼルバイジャンのバクー・シティ・サーキットでF1第4戦の決勝レースが開催されました。


金曜日にはマンホールの蓋が外れ、P1は1時間以上を残してセッション終了という珍事が発生。


また、前日の予選ではコース幅の狭い区間でロバート・クビサやシャルル・ルクレールがクラッシュするアクシデントが発生し、現在のF1サーキット随一とも言える荒れやすいコース特性によって今年のレースの行方にも注目が集まりました。


さらに決勝ではピエール・ガスリー、キミ・ライコネン、ロバート・クビサの3名がピットレーンスタートするなど、スタート前からいつもとは違った様相でレースはスタート。


注目のスタートではフロントローのメルセデス勢が激しい首位争いを繰り広げるも、ポールポジションのバルテリ・ボッタスがトップをキープ。


落ち着いた展開で51周のレースが幕を開けました。


その後方ではこのバクーで2度の表彰台経験のあるセルジオ・ペレスが4番手に浮上。


2周目に入るとボッタスは僚友ルイス・ハミルトンを従えながらハイペースで飛ばし、1-2体制のまま後続を引き離す構えに。


また、中団勢ではマクラーレンのランド・ノリスが6番手とカルロス・サインツが8番手と入賞圏内を走行。


落ち着いた幕開けとなりましたが、DRSが解禁されるとバトルが活性化され、ペレスとマックス・フェルスタッペンの4番手争いが白熱。


1秒居ないでの攻防は6周目にフェルスタッペンが4番手に浮上し、ここから上位陣を追いかける形となりました。


9番手スタートのルクレールも徐々に順位を上げ7周目には5番手に浮上し、トップ5台がメルセデス、フェラーリ、レッドブルという構図が出来上がります。


6周目には早くもクビアトが、次の周にはピットレーンスタートのライコネンがピットインを行い、徐々にレースが動いていきます。


10周目、ルクレールがフェルスタッペンをオーバーテイク、昨日に続き好タイムを刻み表彰台争いへ加わろうとプッシュを続けます。


10周目を過ぎるとミディアムタイヤの選手が好タイムを刻み、上位陣のピットストップにタイミングに注目が集まる展開に。


そして12周目、上位で最初にベッテルがピットへ向かうと、続いてメルセデスのガレージにも動きが。


翌周、ボッタスがピットへ向かいコースに復帰、さらにその翌周にハミルトンもピットへ向かい、1-2体制のままコースへ戻ることに成功します。


ここからはミディアムタイヤでスタートした、ルクレールがレースをリード。


さらにベッテルがハミルトンの背後に迫り、フェラーリ勢が反撃に出る形となりレースは進む展開に。


全体的にミディアムタイヤの持ちは良く、ルクレールも19周目に自己ベストを記録するなど違う戦略のライバルたちに応戦。


しかし、20周目に差し掛かると新品ミディアムを履くメルセデス勢が猛プッシュで、トップに迫ります。


ここから徐々にトップ争いの距離は縮まり、レースの折り返し地点ではルクレールとボッタスの差は3秒に、さらに30周目にはいよいよDRS圏内に接近。


さらにハミルトンもこの争いに加わると三者が1秒以内でトップを争いを繰り広げます。


32周目ついにボッタスがトップに立つと、翌周にはハミルトンもルクレールをオーバーテイクし、1-2体制が完成。


この最中、クビアトとリカルドがバトル中に揃ってコースオフ。これがきっかけとなってリタイアしたリカルドはこのレースで最初のリタイアとなりました。


34周目、ここでようやくルクレールがピットへ向かい、タイヤ交換義務を消化。


ここからレースは終盤に差し掛かると、ハミルトンが首位ボッタスの1.6秒後方まで接近し、少しずつプレッシャーを与えます。


38周目にはトップ3台が2秒間隔で走行し、表彰台圏内でのポジション争いに注目が集まります。


39周目、ここで6番手まで挽回を見せていたガスリーがストップし、バーチャルセーフティカーが導入。


このタイミングを利用して6位を争っていたノリスがピットへ向かい、残り10周でレースは再開。


再開されると、それまで最速ラップを連発していたフェルスタッペンが表彰台争いに加わり、各車自己ベストを記録しチェッカーを目指します。


残りわずか2周となったところでハミルトンがボッタスに急接近、DRSゾーンに迫り勝利への執念を見せますが、ボッタスはファステストラップを記録しこれを振り切ることに成功。


そして、このまま51周のレースはチェッカーを迎え、開幕4戦連続の1-2フィニッシュという偉業を達成。


フェラーリは好調さを予選、決勝に繋げられずベッテルの3位、ルクレールは5位と最終ラップのファステストラップの1ポイントがやっとで、メルセデス攻略はならなかった。


<F1アゼルバイジャンGP 決勝結果>


1.バルテリ・ボッタス(メルセデス)

2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)

3.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

5.シャルル・ルクレール(フェラーリ)

6.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

7.カルロス・サインツ(マクラーレン)

8.ランド・ノリス(マクラーレン)

9.ランス・ストロール(レーシングポイント)

10.キミ・ライコネン(アルファロメオ)

11.アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)

12.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

13.ケビン・マグヌッセン(ハース)

14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

15.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)

16.ロバート・クビサ(ウィリアムズ)


リタイアはピエール・ガスリー(レッドブル)、ロマン・グロージャン(ハース)、ダニール・クビアト(トロロッソ)、ダニエル・リカルド(ルノー)でした。