【F1カナダGP決勝 実況的ラップヒストリー】ベッテルの健闘も実らず...


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スターティンググリッド

1.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)

3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)

4.ダニエル・リカルド(ルノー)

5.ピエール・ガスリー(レッドブル)

6.バルテリ・ボッタス(メルセデス)

7.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

8.ランド・ノリス(マクラーレン)

9.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

10.ダニール・クビアト(トロロッソ)

11.カルロス・サインツ(マクラーレン)

12.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

13.アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)

14.ロマン・グロージャン(ハース)

15.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

16.キミ・ライコネン(アルファロメオ)

17.ランス・ストロール(レーシングポイント)

18.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)

19.ロバート・クビサ(ウィリアムズ)


ケビン・マグヌッセン(ハース)はピットレーンスタート


全チームがソフトを嫌うレーススタート!

快晴のなか迎えた決勝レースだが、スタート前に王者ハミルトンのマシンに少し心配な様子が映し出される。


油圧関係に不調が出たらしく、グリッド上にしては大規模なメンテナンスが行われるシーンが見られた。


しかし、無事フォーメーションラップまでに完了するが、レースに向けて少し不安要素を抱えたまま、レースを迎えることになった。


昨日の予選ではレースでのスタートタイヤが決まるQ2で、上位陣がソフトタイヤを嫌う思惑が見られたが、レースでもそれは変わらなかった。


決勝前にタイヤを選択出来るドライバーたちは全車ミディアムタイヤを装着し、1ストップ作戦を狙う決断を下す。


40回目となるジル・ヴィルヌーブ・サーキットでのカナダGPもフォーメーションラップを終え、いよいよレースがスタート。多くの注目はフロントローのベッテルとハミルトンに手中した。


上位陣はクリーンなスタートで大きな順位変動は起こらず。ベッテルは見事なスタートで首位をキープ。


逆転優勝に望みを繋ぐ6番手スタートのボッタスだが、ヒュルケンベルグに交わされる苦しい展開に。

トロロッソのアルボンはアルファロメオと接触しフロントウィングに大きなダメージを負って、すぐさまピットインし最後尾に転落。


昨日の予選で無念の9番手発進となったフェルスタッペンは、序盤から果敢にプッシュしますがノリスを相手に手こずり、3周目でトップから10秒遅れに。


そして、驚きなのはソフトタイヤを履いたサインツが4周目にピットイン。タイヤ選択が自由な各チームが揃ってミディアムタイヤでスタートした理由もうなづけるシーンであった。


7周目、フェルスタッペンがここでノリスを交わし8番手に浮上。1.7秒差でボッタスを追いかける。


また、今日のレースではやや追い抜きに手こずるマシンが多く、ボッタスもヒュルケンベルグに抑え込まれ、ペースを上げられない。


8周目、ここでガスリーがピットイン。13番手でコースに復帰。


9周目、続いてリカルドがピットへ。その最中、入賞圏を走っていたノリスが左リアタイヤが破損し、このレース最初のリタイアとなった。


ノリスのタイヤは消耗が激しく、ピットインを直後に控えていたはずだが、序盤で姿を消す悔しい結果に。


その間にコース上ではボッタスとフェルスタッペンの7番手争いに注目が集まる。

ボッタスは前を行くヒュルケンベルグからも離される予想外の展開。しかし、フェルスタッペンもなかなか抜くには至らず接近したまま周回を重ねていく。


一方、トップ争いは2.5秒差のまま変わらず、ピットストップのタイミングに注目が集まる。


16周目、トップ3台はハイペースで周回を続け、後方との差はすでに13秒に広がる。


17周目、ここで唯一ソフトタイヤを履いていたヒュルケンベルグがピットイン。ガスリーの前でコースに戻ることに成功する。


レースも序盤戦を終えるとトップ争いの構図に変化が起こる。ハミルトンとルクレールは徐々にベッテルとの間隔を詰めていく。


25周目、ベッテルに無線でプッシュの指示が出る。後方との差は1.7秒。

一方ハミルトンはタイヤがまだ元気であるとピットに報告し、両者の戦略はどうやら分かれることになる予感。


27周目、トップ争いで最初にピットに飛び込んだのはベッテル。ここでハードタイヤを履きチェッカーを目指す。

これを見てハミルトンにもプッシュの指示が出され、このレース最大の山場を迎える。


しかし、新品タイヤのベッテルもこの勝負所で見事ファステストラップを刻み応戦。


29周目、ハミルトンもここでピットに向かうも、そのギャップは4秒近くまで広がってしまう。


31周目、ボッタスがこのレース最初のピットストップへ、ルノー勢との位置関係に注目が集まったがボッタスはその間となる6番手でコースイン。


33周目、ハードタイヤに履き替えたボッタスはペースが復活。リカルドを追いかけ回すことになる。


34周目、ルクレールがようやくピットストップに向かうが、またしてもフェラーリの戦略に些細なミスが発生。

ルクレールはわずかの差でフェルスタッペンの後ろとなり、新品タイヤの恩恵を活かすチャンスが減ってしまう。


36周目、ルクレールがフェルスタッペンを抜き、3番手を取り戻す。


レースも折り返しに、ここまでのトップ10は

1.ベッテル

2.ハミルトン

3.ルクレール

4フェルスタッペン

5.リカルド

6.ボッタス

7.ヒュルケンベルグ

8.ストロール

9.ガスリー

10.サインツ


レースも後半戦に突入!優勝をあきらめないハミルトン

38周目、ピットストップで逆転をならなかったが、コース上で再び差を詰め1.5秒差に接近する。


39周目、ボッタスがついにリカルドを捉え5番手に浮上!


40周目、ハミルトンがベッテルのDRSゾーンに接近!その差は0.8秒に!


41周目、ベッテルはペースを上げファステストラップで応戦!ハミルトンをDRSゾーン圏外に押し出す。


42周目、母国GPのストロールは8番手を走行し、粘りの走りで逆転入賞を目指す。


44周目、ここで5番手ボッタスがファステストラップを記録!このラップ、ベッテルとハミルトンは全セクターで同タイムという鍔迫り合いを演じる。


45周目、今度は唯一となる1分14秒台でボッタスが自身のファステストラップを更新。再びハミルトンがベッテルのDRS圏内に入る。


46周目、ストロールがピットストップ。粘りの走りが功を奏し10番手でコースに復帰。 母国入賞に大きく前進!


47周目、6-7番手を走るルノー勢が1秒差に接近。


48周目、ベッテルがターン3でコースオフ!!

なんとか抑えきるも接触寸前のブロックにハミルトンはやや不満なチームラジオ。


49周目、フェルスタッペンがピットイン。しかし、ややコースに留まり過ぎたかルノー勢の後ろ7番手で復帰。


レースは終盤戦。今日のトップ争いはまだ終わらない!

51周目、ベッテルのブロックが審議対象となる。両者の差は0.6秒。

フェルスタッペンがヒュルケンベルグをオーバーテイクし6番手へ!


52周目、ヘアピンでハミルトンが大きくブレーキロック!一方、ベッテルはファステストラップで差は1.4秒まで広がる!


53周目、フェルスタッペンはリカルドもオーバーテイク!5番手まで順位を取りもどす。


54周目、4番手ボッタスがファステストラップを記録。3番手ルクレールとの差は22秒もペースは良好。


55周目、ハースのマグヌッセンはチームラジオで悲痛な叫び。今までで最悪の状況だ!と18番手から訴える。僚友グロージャンも15番手とハースにとっては厳しい展開に。


57周目、なんとベッテルに5秒のタイムペナルティが課される!これで一気に形成逆転!

現時点でハミルトンとの差は2.8秒にまで広げるも、厳しい展開に。


58周目、ここまで接近戦を演じてきたベッテルはペナルティに不満を示す。この間にルクレールもファステストラップを記録し前を追う。


60周目、ハミルトンをマシンのモードを上げてベッテルとの差を詰める。残り10周で2.3秒差、このまま行けば逆転優勝となる。


61周目、レーススチュワードのエマニュエル・ピロが画面に映される。


62周目、ハミルトンがペースを上げ1.7秒差。5秒の重みがベッテルにのしかかる。


63周目、ハミルトンが自己ベストを記録。アルボンがここでガレージにマシンを納める。


64周目、ストロールが9番手サインツに迫る。ルクレールが再びファステストラップを記録!ベッテルとの差は8秒に!


65周目、ハミルトンは再びDRS圏内に突入。ベッテルはコーナーでマシンがふらつく厳しい展開に。


66周目、ルクレールとベッテルの差は7秒に縮まる。


67周目、10番手ストロールはサインツに迫るもなかなか抜けず。ボッタスにピットインの指示、ファステストラップを狙いに行く。


68周目、ストロールがサインツをパス!続いてクビアトもサインツを捉え10番手へ!


69周目、トト・ウォルフが不敵な笑み。ハミルトンはベッテルの0.7秒後方。逆転優勝は間違いないか。ボッタスがファステストラップ!


LAST LAP、ルクレールとベッテルの差は、、、6秒!

トップチェッカーのベッテルは5秒ペナルティで2位に転落!優勝はハミルトンでメルセデスは開幕7連勝!

ドライバー・オブ・ザ・デイはベッテル!スタンドからも健闘に拍手!あの僅かなミスが悔やまれることに。


今回はルノー勢が6-7番手フィニッシュと健闘、また母国GPのストロールはQ1敗退から粘りの走りで見事な9位入賞を果たしています!


<F1第7戦カナダGP決勝結果>

1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)

2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)

4.バルテリ・ボッタス(メルセデス)☆

5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

6.ダニエル・リカルド(ルノー)

7.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

8.ピエール・ガスリー(レッドブル)

9.ランス・ストロール(レーシングポイント)

10.ダニール・クビアト(トロロッソ)

11.カルロス・サインツ(マクラーレン)

12.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

13.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

14.ロマン・グロージャン(ハース)

15.キミ・ライコネン(アルファロメオ)

16.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)

17.ケビン・マグヌッセン(ハース)

18.ロバート・クビサ(ウィリアムズ)


リタイアはアレクサンダー・アルボン(トロロッソ)、ランド・ノリス(マクラーレン)